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リンクを貼っている者です
- 1 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/26(水) 23:42 [ Iy2H03hk ]
- 初めて書き込みさせて頂きます。
突然の閉鎖に驚きました。
こちらのリンクを貼った者の意見を聞きたい方もいらっしゃるようなので、
思った以上に投稿が多く、読みきれていない部分があるので重複等あるでしょうが、
私の考えたことを言わせて頂きたいと思います。
最初、管理者様方が心身共に疲れ果てて閉鎖されるのかと思いました。
このサイト上に名前の載っているサイト様あての、メール等での嫌がらせや、
掲示板へまで乗り込んでくる「困ったちゃん」がいるという話を耳にしていたためです。
互いに尊重し合えない同士で意見を言い合っても耳に入らないでしょうし、
これ以上表明することが無意味だと考えられたのかと思いましたが、
まったく違うようですね。
そもそものサイト開設理由も、こうした人達へ自分達の考えを表明するために
行ったものと捉えていました。
自身のサイトを運営しつつ、こうした難しい問題を扱うサイトを運営していくのは
相当に大変なことかと思います。
しかし、せっかく色々と考えた上で開設に踏み切ったサイトを、このように不完全なまま
早々に閉鎖というのは、気が早すぎるように思えてなりません。
じっくり時間をかけられるような内容ではなかったかもしれませんが、
こうした掲示板を作って公に検討してみるなり、何か方法があったかもしれません。
私自身が今まで何の提案もできなかったので、今更ではありますが。
そもそも私がこの提言に共感したのは、
お気に入りのサイトがこちらへ賛同されていたからであることも否定しませんが、
類似した作品を下げることで、ネット作品の質の向上…と言うと言い過ぎならば、
私自身の創作の質の向上を図れるかと考えたからでした。
実際ネット上だけでなくても、似たようは話は多く見かけます。
「どこかで読んだような作品」というのは、読者の側からすると
あまり好ましくないものです。
無論、同じ嗜好の者同士で類似した作品を作って楽しむこともありますし、
類似性が必ずしも悪い印象を与えるわけではありません。
しかし、私自身は「どこかで読んだ」と思われるような作品は書きたくありません。
著作権の考えからすると先発だからといって権利を主張できるものでも
ないでしょうが、特許などから考えると先に公表(登録)した方が有利です。
その点はシビアでもいいだろうと、私は考えました。
当然こうした思想は強要できるものではないので、人と似た作品を書くことに抵抗のない人は、
ご自身の考えで類似作品を生み出していけば良いだけのことです。
訪問先でそうした失望を味わいたくない人は、賛同サイトを探して行けば良い。
きっかけはどうあれ、提言自体はなかなか良いと感じました。
(一応言っておきますが、先発だから優れているとは限りませんし、
同じ素材や展開で、まったく違った優れた作品を書くことは可能でしょう。
例えば誰かの影響を受けたとしても、自分なりに充分消化されていて
自分なりの表現をできるのならば、そうした作品を生み出すことは
充分に評価されるべきと思います。)
確かにサイトを運営し続けることで傷つく人がいることは問題です。
充分に運営が行き届かず、この提言を悪用しようと考える人が後を絶たないようでは、
サイト閉鎖を考えてしまうのももっともに見えます。
しかし、閉鎖することで決着はつかないのではないでしょうか。
せっかく苦労して立ち上げたサイトならば、もっと粘ってみるべきです。
仰っていたことの全てが悪かったとは、私にはどうしても思えません。
全てを否定して謝罪することは、それこそ面倒を逃れたいだけのように
感じられても仕方がないでしょう。
あまりに半端なことをしては、サイトを立ち上げる際に問題となった
各サイト様に対しても、いたずらに禍根を残すのみになるのでは…。
(もっとも、この点は改善されるようですが。)
<続く>
- 2 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/26(水) 23:43 [ Iy2H03hk ]
- <続き>
取りあえずは、この「提言」が与えた波紋を一段落させるのが先決でしょうが、
もしその後も何らかの活動を行えるようでしたら、
せっかくオリジナルJUNEサイトのオーナーが集まったのですから、
それまであった不備を覆すくらいの何かを残して頂きたいです。
例えば、ちょうど提案したいと考えていたことがあるのですが、
単に提言だけでなく、もっとオリジナリティについて突き詰めて考えるサイトに
してみたらどうでしょうか。
「オリジナル」の「小説」には、パロディやイラスト、マンガとは違う
特徴がいろいろとあります。
パロディと違うのは、あらゆる点で独自性を要求されること、
イラスト等と違うのは、言わずと知れた「文章」を扱うことです。
上手い絵というのは、お決まりの話でもある程度『読ませる』ことはできますが、
文章はどんなに上手くても、それだけで『読ませる』ことは困難です。
どう書けば面白いなどというマニュアルを作れるはずもありませんが、
どういう話はつまらないということを挙げることはできるはず。
そうしたことを知り、語りたいと思う人は、大勢いるような気がします。
既にそうした問題提起を扱っているサイトもあるでしょうが、
小説サイトオーナーが集まって語るとなると、また違ったものになるはずです。
せっかく発起人としてオーナーが集まったのですから、
これを機に何かもっと違うことをしてみても良いのではないでしょうか。
あくまでも提言サイトに固執するのは、悪感情と悪循環しか生まないように
私には思われてなりませんでした。
実はサイト名が長すぎるのも気になっていたのですが、
全てを大幅に改良して再出発されるのも、一つの考えかもしれません。
…まあ、これは一例に過ぎませんし、もっと良い案は色々あるかと思います。
また、最初に掲げた提言のみを徹底して突き詰めて考えていくことも、
それはそれで意義のあることかもしれません。
更なる混乱を防ぐための処置だったのだろうと考えていますが、
提言を掲げるのみで賛同者も非賛同者も互いに意見交換できない状態のまま
置かれていたのが、一番の問題だったように感じます。
色々と叩かれることは覚悟しなければならないでしょうが、
これまで通り「オリジナルJUNE小説」に限定し、無論それに合わせたサイトの警告文など
考えた上で、閉鎖を取りやめて一通りの決着がつくまで討議を続けてみることは、
この世界を愛するものにとって決して無駄なことではないと思います。
著作権やサイトマナーについては、既に多くのサイトがありますが、
それらを正しく理解できていないことは多いようです。
私も今までに著作権サイトを閲覧したことはありましたが、このサイトのおかげで
改めて著作権について考え、より正しい知識を持てたように感じています。
(おそらく、未だ不完全な知識だろうとは思いますが。)
話し合いをすることで、多くの人達がそうして考え、正しい知識を得られることは、
そう悪いことではないはずです。
…以上が、大体私の言いたかったことです。
ちなみに私はサイトのトップにはリンクを貼っていません。
リンク部屋にのみバナーを貼っています。
しかし更新記録にも書き、お知らせを兼ねた日記へも書いてあるので、
それで充分と考えました。
また、別名義で投稿サイトを運営していますが、こちらはトップにも貼ってあります。
これはリンクが判りにくいと考えたためで、サイトの作り方の違いによるものです。
意見などある方はお願いします。
- 3 名前: リン 投稿日: 2003/02/26(水) 23:49 [ Pw1h5OpE ]
- 菊池玲さん
まずこれ等のサイトをご覧になることをお勧めします。
「お互いのオリジナリティを尊重します」とは何か
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/6964/
自分のオリジナリティだけを尊重するホームページ
http://oita.cool.ne.jp/aitata/index.html
提言関係ログ倉庫/リンク集
http://suzuka.cool.ne.jp/orisouko/index.html
製作掲示板
http://jbbs.shitaraba.com/otaku/136/
ねっと創作トラブル対策避難所
http://paw.jpn.org/~nv/ft/html/rescue.html
集いに関する意見交換(仮設置)
http://lokisruiner.com/tsudoi/
- 4 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/27(木) 00:13 [ Iy2H03hk ]
- 申し訳ありません。今、読んできます。
- 5 名前: Sai 投稿日: 2003/02/27(木) 00:46 [ p8JQJ/h2 ]
- 菊池玲さんはじめまして。
>私も今までに著作権サイトを閲覧したことはありましたが、このサイトのおかげで
>改めて著作権について考え、より正しい知識を持てたように感じています。
(おそらく、未だ不完全な知識だろうとは思いますが。)
まことに失礼とは存じますが、
もう一度著作権について「御自分で」資料を読まれる事をおすすめいたします。
この集いサイトの「提言」が、多くの人に恐怖と不安と不快感を与えたのは、
その提言そのものが「著作権に反する考え方」であり、
「著作権の公表権の侵害」を場合によっては推奨、容認、
もしくは「著作権の公表権の侵害行為を誘発、助長させる危険性のあるもの」
であったためです。
>特許などから考えると先に公表(登録)した方が有利です。
特許を著作物にあてはめてこういう結論を導き出すのは重大な誤解どころか、
他者の有する著作権の侵害になりかねません。
同じことを発足時の提言サイトがおこなっておりました。
>類似した作品を下げることで、ネット作品の質の向上…と言うと言い過ぎならば、
>私自身の創作の質の向上を図れるかと考えたから
非常に恐ろしく危険な考えです。
菊池さんが御自分の作品の独自性について切磋琢磨なさることはすばらしいことです。
しかし、ネットの類自作品の中のあるものを「間引いて」
全体の質をあげられたらなどとは、言うべきではないと思います。
場合によってはこの提言によって「強制的に間引かれる人」がいることについて
もっとお考えになっていただきたいと思います。
その人の大事な権利をあなたは侵すのですか?
また、現実に私の知り合いの数人もそうですが、この提言によって
ある種の精神被害、および2次的被害(下げろメールなど)などをこうむった多くの人がいます。
中にはサイト休止や閉鎖、または「書けなくなってしまった」人もいます。
しかも、「討論の場」を求めたにもかかわらず、そういう場を与えられず、
また各賛同者の方は「サイトでの関連発言禁止」の姿勢でした。
メールについても色々な対処についての問題がありました。
にもかかわらず、私が2ヶ月ほぼ毎日各BBSを見たかぎりでは、
「困ったちゃん」は1つも見ませんでした。
しかたなくBBSに真摯な質問をした方を「アラシ扱い」した件は1つありました。
これは、驚くべきことです。
多くの人達が、いかに我慢し、いかに常識的にふるまったかの証明だと思います。
- 6 名前: Sai 投稿日: 2003/02/27(木) 01:02 [ FhxW69Xk ]
- <補足>
>特許などから考えると先に公表(登録)した方が有利です。
知的財産権のくくりに著作権も特許権も入ることから、
その2つを混同しがちなのかもしれませんが、その2つは全く違う性質のものです。
例えば非常に極端な例ですが、
「特許権では先に登録したほうの勝ち、だから人間の子供だって似ている2人だったら
先に生まれたほうに生きる権利がある」
などと考える人はよもやいらっしゃらないと思います。
が、「見当違い」という点では「著作権と特許権の混同」もそうなのです。
- 7 名前: ちー 投稿日: 2003/02/27(木) 01:10 [ TnbiQM.k ]
- >類似した作品を下げることで、ネット作品の質の向上…と言うと言い過ぎならば、
>私自身の創作の質の向上を図れるかと考えたからでした。
菊地さんが自らの作品の質の向上のために、
他とかぶっている自らの作品をさげるのでしたら、何も申しません。
ですが、この提言は、書いた人の意思は無視して、
「後から出した人が先発の意向に従いましょう」ということを
「お互いのオリジナリティを尊重します」というマナーとして
不特定多数に広めようとしたことに問題があるのです。
私もオリジナルJUNEサイトを運営しておりますが、
自分の作品の質を上げるためにかぶるものを間引こうなどと思うようなら、
創作は止めるときだと思っています。
似たようなシチュエーションであろうと、文章であろうとイラストであろうと、
そこに書いた人の気持ちが入っている以上、
その人にしか書けないオリジナルなのではないでしょうか?
それを似ているから、あなたが後だから、偶然でも構わないから、
混乱を避けるためにおろしましょう、などと、物を作る人間なら言えません。
どんな事情であれ、他人様の発表する権利を侵害していい理由はないのです。
作品をおろせるのは作った人の意思によるものだけ。
マナーなどと言って圧力を加える提言に、私は同じ物を書く人間として、
全く共感できません。
- 8 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/27(木) 01:32 [ Iy2H03hk ]
- まだ行き届かない知識があるかと思いますが、
早めにお返事をしたいので不十分な発言をする危険を冒しつつ、
発言させて頂きます。
これまで、そうして今でも私が持っていた著作権に関する知識は不充分です。
これから続けて熟読していきます。
このサイトが当初掲げていたそうした文章を保存しておかなかったので、
特許を例に挙げてしまいましたが、これは暴言でした。
そのために危惧や不快感を与えたであろうことをお詫びします。
そうして、上記のことを書いた時点で、
完全にオリジナルな作品を作り出すことのみが尊重されるべきだとは考えていないことと、
未熟な作品だからといって「間引かれる」作品が出ることはあってはならないと
考えていたことは付け加えておきます。
上記のことは、あくまでも自分が創作していく上で考えていたことです。
しかし、創作する方々へ、できるならば可能な限り新しいものへ挑戦する気持ちは
持っていて欲しいと考えていることは、書いておきます。
上記のことで、私が「未熟な作品」や「お決まりのパターンの作品」等を卑下しているように
思われたのでしたら心外です。
Saiさんは、そう考えてこのレスを下さったのではなく、
私の認識不足を指摘するために、そうして書かれたのだと受け取っています。
私の考えていたことが、多くの危険を孕んでいることは自覚しています。
人様の意見も聞かなければ正確に把握できないような状態ではありますが、
自分で考える必要を感じるので、どの点がどのようにまずいのか、じっくりと考させて頂きます。
サイトの掲げた提言に付いて、熟考せずにリンクを貼った点も、
自分自身の中でもっと突き詰めて考えていかなければなりません。
「荒らし」に関しては、ご指摘の通り、自分自身で確かめたことありません。
私の書き込みを読んだ方を混乱させたであろうことを、お詫びいたします。
また、当然のことではありますが、私が書き込んだことに関しては
私自身の責任であり、リンクを貼っているサイト様等には一切関係のないことであることも、
お分かりかと思いつつも一応書いておきます。
- 9 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/27(木) 01:40 [ Iy2H03hk ]
- 仰るとおり、もし自分が多くの方から「あの作品と似ている」と指摘されたら、
その作品は大幅に改訂して別物にするか、もしくは削除したいと考えています。
単に自分へ対してのことです。
また、そうしたことを行うのも、それへ賛同した者の間でのみ成立することです。
簡単に言えば、バナーを貼っている者同士の間でしか行えないことは自覚しています。
他人のサイトは勝手に弄れませんし、もし仮に操作できるとしても、
ムリヤリに圧力をかけて行うような行為ではまったく意味がありません。
その点で誤解されるのは不本意です。
上記でSaiさんが補足して下さっている点など、
自分の知識不足や考えの浅さから、このサイトを良い方へ向けられるよう
考えられなかった自分を歯がゆく思っています。
- 10 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/27(木) 01:41 [ Iy2H03hk ]
- 書き込み不足、申し訳ありません。
9はちーさんへのレスです。
- 11 名前: 割り込みすみませんが 投稿日: 2003/02/27(木) 01:48 [ L8nBGn6s ]
- >>10 菊池さん
>>(半角で)のあとに番号をかくとリンクされるので
分かりやすいと思います。
ちーさん宛てなら>>7という風に。
ご存知でしたらすみません。
- 12 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/27(木) 02:09 [ Iy2H03hk ]
- >>11
この使い方は知りませんでした。有難うございます。
とりあえず、今晩はもう寝ます。
おそらく明日の晩、また関連サイト巡りとレス読み、レス付けを行うと思います。
勉強不足を晒すことは恥ずかしいですが、それを指摘し、教えてくださる方の存在を有難く思い、
この問題を自分の中で消化すべく真摯に取り組みたいと思います。
- 13 名前: Sai 投稿日: 2003/02/27(木) 02:11 [ sSSY1MZU ]
- 菊池さま
あなたが御自分の向上を目指して賛同されたらしきことは読み取れます。
それを悪いとは少しも思いません。
いつの段階で賛同なさったかは知りませんが、当初提言は「広くオリジュネ界に浸透させたいもの」
とされていました。
それを「賛同者だけのローカルルールだと明言して欲しい」と
強く要求したのは私です。
あなたのように「そういう場合は自作品を下ろす、もしくは書き直す」
と思っている人は御自分の判断でそうなさればよろしいかと。
しかし、作品というものは「安易に書き直し」できるような性質のものではありません。
すべてが必然としてさまざまなものから成立しているものだからです。
ましてや「下ろす」ということはいわずもがなです。
それをあなたは他人にそれを強制するつもりはもちろんおありではないと思います。
しかし、あの提言はどうでしょうか?
そして、あの提言と著作権侵害については、
もっと御自分で色々とお考えください。
私もそうしている最中です。
- 14 名前: れい 投稿日: 2003/02/27(木) 03:08 [ rxFqfwvU ]
- みなさんはじめまして。
私もどのスレッドに書けば良いのか迷ったので、
>>5Saiさんの発言に便乗してコメントさせていただきます。
BBS立上げ当初から皆さんのコメントを読ませて頂いているのですが、
どうにも管理者側の方達がサイト立ち上げ当初は、知的財産の中での
著作権と、特許権の発生要件や効果としての占有、あとは意匠権あたりを
混同して認識してしまっていたようにみえてなりません。
後発・先発問題については、著作権とはこういうものだというもやもやした像を、
ある意味分かりやすくて
我々に一般的感覚として刷り込まれている特許権の形態にあてはめてしまったの
ではないでしょうか。
もちろん全員についてそうとは言いきれませんし、はきっりと
著作権とは別物のマナーについての話だったと断言している方もいるようです。
何名かの方が先発・後発問題について、何故管理人側の方々があのような提言を
思いついてしまったのか答えるように要求されていたにもかかわらず、答えが
得られない、あるいは的外れであるとの憤りを感じていたようでした。
それは上記のような混同が一端なのではないでしょうか。あるいは別スレッド
のどなたかのコメントにもありましたが(すみません。どのスレだか分からなくなって
しまいました)、個々の内面から涌き出てきた(その個人としては常識的な)感覚的な
ものであって、説明しようとしても言葉で補いきれないのではないでしょうか。
感情や感覚はその個人の内心の自由として憲法上にも厚く保護されなければなりません。
もちろん建設的意見を交し合った結果、その人が自分の非に気付き、心から詫び
ることが出来ることが一番納得できる形での結末でしょうから、みなさん
ばんばんご自分の意見をぶつけるべきです。
しかし最終的には、真に自分の考えが正しかったと考える人に、
「その考えは誤っている。間違っていることを認め誤れ」というのは
その人の内心の自由を侵害するものであり、たとえ得られたとしても
それは表面的なうすっぺらなものになってしまうのではないでしょうか。
じゃあそんなに内心の自由とやらを保護するなら、提言によって被害を受けた人の
自由はどうなるのよ?と思った方々、ごもっともです。
ここでの問題はそういった内心として保証される自由を、意図がどうであれ、
あやふやな知識や感情のまま
外部に示してしまったことです。友達間で「私これこれについてこう思うの」程度の
外部への表示など、ある程度については問題がないでしょう。しかし不特定多数の
目にとまるインターネット上で、しかも少し調べれば著作権との衝突が予想できた
状況下で行ってしまったのです。これは大きな過失です。あまりにも軽率でしたね。
管理人側の皆さんが悪意はなかったと仰っているので、その点については邪推
いたしません。しかし、意図がどうであれ、目指した物がいかに高尚であれ、
提言の結果として被害を受けた方々がいらっしゃるのですから、その方たちに
対しての責任は果たすべきです。
その責任のとり方として今あるのは提言サイトの閉鎖、その他各々のサイトの
閉鎖や休止のようですが、みなさんの仰る通り、果してそれが各々の責任を
果すことになるのかは疑問です。
実際の被害者の方々には個々に対応するべきかと思われます。
また、提言は既に一人歩きをはじめているようなので、これ以上の
被害を防ぐためにもサイト閉鎖
という形ではない責任手段が求められます。
さらにさらに、今まで特に何も知らされていなかった各
サイトのファンの方々のためにもサイト突然打切り以外の
なんらかの考慮をするべきでしょう。もちろんその方々に
何ら義務を有しているわけではありません。ただその方々の
期待を大きく裏切ると言うだけですが…
え〜 〉〉5Saiさんを読んだ直後書き始めたはずが…
かなりの時間が経過してしまいましたね。刻々とみなさんの
発言も進んでいることでしょう。内容が重複する物がかなり
あったらごめんなさい。あと私なりに真剣に考えながら
発言したのですが、もし当事者の方々が場違いだと感じたら
すみません。
- 15 名前: Sai 投稿日: 2003/02/27(木) 04:56 [ 6xErII0E ]
- >>14
れいさん、せっかくの貴重な御意見ですから、
少しまとめられてどこか集いの方へのスレにお書きになってはいかがですか?
どこでもテキトーに選んでおいておけば集いの方の目に触れ易いと思います。
ここから派生ということで、参考としてこのスレのことをお書きになればよろしいかと。
- 16 名前: れい 投稿日: 2003/02/27(木) 06:44 [ Ai8GmJW. ]
- Saiさん。アドバイスありがとうございました。
流れ的に一番無難かと思われるシャスさんのスレに
書かせていただきました。
しかしいらないところを切取って短くまとめようと思ったのに、
まったく短くなってませんね。まとめるの下手です…
- 17 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/28(金) 01:19 [ 53yjWnC. ]
- 大変遅くなりましたが、再度書き込ませて頂きます。
著作権についてや、一連の出来事に関する情報等、まだ読み続けているところです。
そして、いかに自分が情報収集を怠っていたかを自覚しているところです。
きちんと調べようと思えば、「提言」の誤りや危険性を認識できたはずと、
深く反省しております。
私のなすべきことは、
引き続きの反省と、この件に関することへ理解を深めること、
リンクを貼った自分の管理するサイトへ、訪問者の目に付くところへ一定期間謝罪文を載せること、
以上だと考えています。
もしそれが不当、または不足があると思われる場合はご指摘ください。
また、その謝罪文の中では、アップした謝罪文の内容に問題がある場合は、
サイト内にある私宛のメールアドレスへお知らせ頂くよう書く予定です。
一晩経って、私の中で起こった変化があります。
Saiさんの
>しかし、作品というものは「安易に書き直し」できるような性質のものではありません。
というご意見と、日本の法律では厳密には著作権放棄は認められていないという事柄から、
権利と同等に責任を持つ以上、一度人目に晒したものを簡単に削除して済ませて良いものではない、
と考え始めました。
これに関しては、もう少し自分の中で煮詰めていくつもりです。
以上、
私に対してまだ不安や不満等を感じる方は、ご意見等をお願い致します。
- 18 名前: Sai 投稿日: 2003/02/28(金) 02:36 [ 6sYNN3GI ]
- 菊池様
御対応の方法については御自身でお考えくだされば結構ですが、
私としてはその菊池さんの方法にはなんら不満はございません。
>>しかし、作品というものは「安易に書き直し」できるような性質のものではありません。
という私の発言は、「作者と作品の関係」においての話でした。
菊池さんは、書く時に、常に最良のものを手探りなさいませんか?
そうやって出来上がったものについて、もしも誰かのものにどこかが似ていると気付いた時、
前はこうするとおっしゃっていました。
>その作品は大幅に改訂して別物にするか、もしくは削除したいと考えています。
それは御自身の判断でなさることなのでどうなさっても結構です。
しかし、大幅な改訂について、「更に良いもの」が見つかれば話は簡単ですが、
もしも「2番目に良いもの」しか見つけられなかった場合、
あなたは御自分の作品の質を落してまで改訂なさるのですか?
それともそういう時は削除なさるのですか?
私はそんなことは嫌ですし、しません。
私は自分が書くものに真摯でいたいし、大切にしたいからです。
集いのみなさんは、Aさんに送ったメールの中でこういうことをおっしゃいました。
『わざとでないにせよ、先発の作品に似てしまった作品は、
それはもう自分が同じようなものしか思いつかなかったということで諦めて、
さっさと次の独創性に溢れた作品に着手するというのが、私達オリジナル者は潔いと思うのです』
潔よさって・・・いったい何ですか?
さっさと諦めるのがよし、と人に向かって平気で言い放てるこの無神経に、
私は「この人達はきっと創作者ではないのだろう」とまで思いました。
菊池さんが何かをお書きになる時、目指すものは何ですか?
「人のものと似ていないこと」ですか?
それだけでいいのですか?
似ていなければいいから、2番目の表現に改訂なさるのですか?
>というご意見と、日本の法律では厳密には著作権放棄は認められていないという事柄から、
>権利と同等に責任を持つ以上、一度人目に晒したものを簡単に削除して済ませて良いものではない、
>と考え始めました。
著作権放棄と、この結論は、無関係ではないかという気がします。
安易な削除は、前にのべたことと、
「作品は作家のものか作者のものか」ということに結びつくような気はします。
以上は私の勝手な考えです。
- 19 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/02/28(金) 03:17 [ 53yjWnC. ]
- >>18
まず、引用が不適切であったことをお詫びします。
Saiさんの発言が、そうしたものだとは判っているつもりです。
書き直しについては、前も今も難しいと感じています。
だからこそ、安易な削除を考えていたように思います。
実際にそうなった場合、連載中ならば作品をいきなり削除するのは、
それまで読んで下さり続きを気にして通って下さった方へ礼を欠くことに
なるでしょうから、おそらく別にページを設けるなりして、
注意書き付きでアップさせることになったのではないかと思います。
指摘されて気づく辺りが浅はかですが。
私は自分の作品がオリジナリティ溢れるものだとは思えません。
むしろ、書いた後に「ありきたりだった」と感じることの方がずっと多いです。
だからこそ自分らしい作品を追求したいと思い、人様の作品にもそうした要素を
読み取りたいと感じていたように思います。
私が不快に感じた作品というのは、おそらく、
書く力があると思えるのに安易に大衆受けを狙った作品に仕上げている、
と感じられたときだったのだと思います。
しかしそれもまた個人の自由です。
もし私がそう感じた方へ何か意見を言いたいのならば、
個人的にそうお伝えすればいいだけのことでしょう。
貴重なご意見を色々と有難うございます。
著作権放棄云々については、まだ未消化です。
今後も続けて考えさせていただきます。
- 20 名前: リン 投稿日: 2003/02/28(金) 04:05 [ oYsJS..U ]
- 菊池さん、色々お考え下さったようで嬉しいです。
これは個人的意見ですが、たとえ何方かの作品に似ているとしても
注意書きなど必要ないと思います。
それは作品への侮辱であり、楽しみに読んでくれる方への侮辱であります。
真剣に創作をする者であれば、「真似をしたい」と思うものはいないはずです。
私は作品は発表された時点で私だけのものではないと思っています。
拙いものでも、楽しみで読んでくださる方がいるならば理由がない限り
下げるべきではないと思います。
書き手として、良いよいものにするために書き直すのであれば、
書き直した後に差し替えるべきだとも思っています。
何故私がそう考えるか、例を取って説明しますね。よくプロの方は作品を
「自分の子供」に例えられますよね。
私は、作品への愛情と責任を考えるとよい例えだと思います。
ではこの場合作品を子供に例えるとどうなるか……
生んでしまった子供が、よその子と似ている。だから常に注意書きの名札をつける。
子供の出来が悪いから「抹消」する。
あの子は不細工だから、親に文句を言う。
どうでしょう、余計に混乱させてしまったでしょうか?
ただ、ネットで気軽に作品を発表できる今、実際に真剣に創作に取り組んでいる
人ばかりではありません。
人それぞれのスタンスで楽しんでいるのだと思いますし、それはそれで
いいのではないかとも個人的には思います。
ですから、不快感を感じる作品に出会ったら回れ右をすればいいのではありませんか?
個人的にでも自分の意見を言う必要はないと思います。
取り留めのない内容になってしまいました。
ただ、この書き込みが菊池さんのお考えの一助になれば幸いです。
- 21 名前: 菊池玲 投稿日: 2003/03/01(土) 02:02 [ 8TO0.Mnw ]
- リンさん
ご意見有難うございます。URLの件もどうも有難うございました。
どんどん流れるスレッドに目を通すのと、意見を言うなら早くしなけばと気が急いて、
そちらのチェックを怠っておりました。申し訳ありません。
>真剣に創作をする者であれば、「真似をしたい」と思うものはいないはずです。
これはまったくその通りだと感じます。
なぜ真似をしようと考える人がいるのか。それは私には理解し難いことです。
おそらくこれは私だけでなく、多くの方々…真に創作というものを愛する全ての人が
思っていることでしょう。
>私は作品は発表された時点で私だけのものではないと思っています。
>拙いものでも、楽しみで読んでくださる方がいるならば理由がない限り
>下げるべきではないと思います。
>書き手として、良いよいものにするために書き直すのであれば、
>書き直した後に差し替えるべきだとも思っています。
そうですね、「ある日突然削除されていた」という自体にはしたくない、と考えてはいます。
手直しに付いては、既に書きあがっている作品ならば、全体に手を加えてからでないと
差し替えはできないでしょう。その通りだと思います。
注意書きに関しては、類似したとされるサイト名や作品名を挙げることは
そちらの方へも失礼にあたるかもしれません。
実際のところ起こってみなければはっきり言えませんが、
おそらく「自分が気に入らないので削除させて頂く」等になるかと思います。
ところで。
よく考えてみたら、私は自分がイマイチだと思った作品を削除したり
一見して目に付かないページへ移すということを、既に行っていました…。
が、人に指摘されての行動だと、また意味が違ったものになると思います。
そうしてやはり書き上げた作品はやはり可愛くなってしまうので、
自分のPCからも消すような行動は到底できませんが、
人目に晒すのが恥ずかしいほどに感じたら、やはり削除してしまうと思います。
人様にそれをしろと強要などできませんが。
不快感を感じる作品については、リンさんの仰るように、また大抵の方が
そうされるであろうように、何も言わずに回れ右をしています。
悩むのは、読んだ作品を好きになり作者に好意を抱きつつも、その方の他の多くの作品に対して
そうした不快な部分を感じてしまった場合です。
「この方は本当にこれを書きたかったのだろうか、もっとこの人らしい優れた作品を
書けるはずではないのか?」と感じてしまったとき、つい口出ししたくなります。
しかしそれを伝えてしまうと、誹謗中傷と取られてしまうのではないかという恐れが強く、
実際にいきなりメールなどでそうした考えを言えたことは一度もありません。
ですが、それも私の怠慢の一つなのでしょう。
本当に自分の気持ちを判って欲しいならば、時間をかけて親しくなり、そうしたことを
言えるだけの信頼関係を築けばいいのですから。
気楽に作品を発表できることや、リアルタイムで感想が返ってくるという
ネットの利便性を楽しむ行為は否定しません。
自分もそれに与る者の一人です。
だから上記のように私が感じたり、作者に求めたくなるというのは、
単なる私の我が侭なのでしょう。これもまた強要できるものではありません。
自分の中でもやもやしていたものが、大分まとまってきたように思います。
知識の面は、まだまだ不十分なのですが…。
これは今後も時間をかけて勉強し続けていく所存です。
- 22 名前: リン 投稿日: 2003/03/01(土) 02:56 [ DBlCcoxU ]
- 菊池さん、お返事ありがとう。
>知識の面は、まだまだ不十分なのですが…。
>これは今後も時間をかけて勉強し続けていく所存です。
これは私も同じ気持ちです。決して満足することはないのではないかと
思っています。
急いで結論を出す必要のないことですから、じっくり考えましょう。
私は一人で考えることが苦手なので、お付き合い頂けると嬉しいです。
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